全国的に有名な宇佐神宮は、多くの人に知られていると思います。
でもその宇佐神宮の祖宮といわれている大貞八幡宮薦神社(こもじんじゃ)については宇佐神宮より知られていないのではないでしょうか。
私自身福岡県北九州と、薦神社がある大分県中津市はそれほど離れていないにも関わらず全く知りませんでした。
宇佐神宮には何度か行って、それから。
ネットで検索していたらたまたま知り、「池が御神体」って変わっているなぁと思い、以前ちょうど近くに立ち寄れたので行ってきました。
カメラは旅や低山登山の時に使うソニーのコンデジRX100M7で撮影しました。
薦神社とは
ご祭神
http://komojinja.jp/publics/index/11/
応神天皇
比売大神(田心比売命・湍津比売命・市杵島比売命)
気長足比売命(神功皇后)
由緒
『八幡宇佐宮御託宣集』によれば養老4年(720)三度目の反乱を起こした日向・大隅の隼人に対し中央政府の征討軍は豊前軍と共に三角池に自生している真薦で造った枕状の八幡神の御験を乗せた神輿を奉じて鎮圧に向かったとされます。
薦神社の内宮である三角池には「豊前の国下毛郡野仲の勝境の林間の宝池は八幡大菩薩修行の際湧き出でし水なり」という伝承があります。
宇佐宮の祢宜 大神諸男は三角池の前にて祈願をした処、池一面に波が湧きかえり雲の中から「我、昔(三角池に自生している)この薦を枕とし百王守護の誓を起こしき。百王守護とは凶賊を降伏すべきなり」とご宣託を頂きます。
そしてこの真薦こそ神の依り代にふさわしいと持ち帰り体を清め自ら御験の制作にあたりました。
薦神社公式サイトから
ご祭神は宇佐神宮と同じですね。
薦神社の写真
薦神社はまだ一回しか行っていなくて、写真があまりありませんが掲載します。
いつもは数回行って取りためた写真をまとめるのですが、自粛期間もあったのでなかなか難しいですね。

神社内は大きな木がたくさん。

駐車場から鳥居を抜け、その先に見える建物。

薦神社呉橋。
嘉永3年(1850年)の創建とされ、中津市の登録有形文化財。
渡れず、管理ができない状態のとの情報がありますが、なぜなのでしょう。

呉橋そばの狛犬。

社殿を横から。
有名な神門が撮れていないので次こそは。

池の周囲は歩けました。
御神木の下をくぐって鳥居に向かうことができます。

御神体の池と鳥居。
この日この時は雲や風がほとんどなくて、とても静かでした。
鳥居が向かっているのは八面山の方向。
神社ができる前からこの場所はこの土地にいた人にとって大切な場所で、八面山は神聖な場所で、ここから遥拝していたとも聞いたことがあります。
たしかに八面山の頂上からこの神社の場所が見えました。
八面山から見える景色

新しくなった展望所「天空の道展望所」からの景色。

展望所の手前には宇佐神宮の祖宮である薦神社の奥院、箭山神社(ややまじんじゃ) 上宮。
宇佐神宮→薦神社→箭山神社とつながっているんですね。
ここもゆっくりできなかったのでいつかまた追加で撮影したいです。
八面山への展望台までは、運転下手な私からするとドキドキでしたが、運転が普通〜上手な人ならそれほど大変ではないかも。
私は普通の道でも結構きついぐらいなので…。
薦神社の情報
〒871-0153 大分県中津市大字大貞209
http://komojinja.jp/
中津のグルメ
この近くの温泉
太平楽湯の迫温泉
https://www.koge-burari.com/
〒871-0923 福岡県築上郡 上毛町下唐原1625
八面山金色温泉
〒871-0103 大分県中津市三光田口584−1
http://www.kanairo.co.jp/
家族湯もあります